小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ

10/2/11

　指揮者の小澤征爾さんは現在癌治療のため活動休止中で、私も一日も早く回復されることを熱望している一人ですが、先日ＣＤショップで、”サイトウ・キネン・オーケストラ／グレイテスト・ヒッツ”とう言うＣＤを購入しました。これはＣＤ２枚組みで、十数曲のクライマックス部分を集めたものです。

　サイトウ・キネン・オーケストラは１９８０年代末頃から活動を開始したと思いますが、私の高校時代の友人が当時加わっていたので、興味を持ちました。当時発売されたＣＤはＰＨＩＬＩＰＳブランドで、ブラームスの４つの交響曲が納められた３枚のＣＤを早々に手に入れました。これは私の中ではかなり頻繁に聴いて、楽しんでいるものです。

　今回の上記”グレイテスト・ヒッツ”ＣＤはＤＥＣＣＡブランドで、ＤＥＣＣＡは２００９年に過去から一連の小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラの収録曲をまとめて発売したようです。ＤＥＣＣＡ品とＰＨＩＬＩＰＳブランド品とはまだ比較試聴はしていませんが、先に手に入れていたＤＥＣＣＡ版のベルリオーズの”幻想交響曲”はなかなか録音もよく、ケーブルの比較試聴にも使用しています。この下地の上で、”グレイテスト・ヒッツ”に収められた各曲をそれぞれ聴いてみたいという欲求に駆られ（これがＤＥＣＣＡの狙いではありますが）、ベートーベンの交響曲を中心に６枚のＣＤを購入しました。これから比較試聴も含め、楽しみたいと思っています。