ラックスキットA501,A502寿命が来たようです
10/2/24
ラックスキットA501,A502が発売されたのは1980年頃、即ちもう30年も前になります。A501はステレオパワーアンプですがモノラルにしますとAB級動作で300Wの出漁が出ます。A502はコントロールセンターと名づけられていますが、ステレオのプリアンプです。この組み合わせで音楽を楽しんできましたが、残念な事に、寿命が来たようです。
私は安月給のサラリーマンで、結婚して間もない時期でしたが、A502とA501を2台購入し組み立てました。A501は勤め先で製造していたヒートパイプにパワートランジスターを取り付け放熱をするタイプですが、A級動作で使用すると、チンチンとお湯が沸く音がするのです。パワーアンプ自体の回路はさほど複雑では無いので、夜なべ仕事をして組みあげましたが、A502は回路が複雑で、夏休みの1週間、掛かりっきりでやっと組み上げた記憶があります。ジャンパー線等の導体には当時流行の無酸素銅線を使用しました。
A502⇒A501の組み合わせを今も、仕事をしながら音楽を聴く、ながら族用に使用しています。ただし、数年前にA501の1セットにノイズが多発し、お蔵入りで、現在はA501をっステレオで使用しています。これが現在、ダウン寸前のようで、全く惜しいセットです。
先に書きましたが安月給のサラリーマンが購入できる価格でラックスキットさんはこのアンプキットを提供していた訳で、確か1セット3~4万円程度(当時の価格)だったと思いますが、今では考えられない、希望としてはこのキッドをどこかで復活してほしいと熱望している次第です。
ノイズが出るようになって、回路図を調べ、部品を秋葉原あたりで購入できないか探って見たのですが、ノイズ源であるスライド抵抗や、スイッチ部品はどうも特殊品らしく、見つけることが出来ていません。A501のパワートランジスターやリレー等は代替品がありそうですから、暇を見て探索してみたいと思っています。
所得税還付金がアンプ購入費用に回ってしまいそうです。早く返して所得税・・私にはお小遣いをくれる母親は居ませんので・・・
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