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2011年4月 8日 (金)

リマスタリングCDの進歩

11/4/8

 本日は花見にでも出かけようと思っていましたが、強風で花粉の飛散も多そうなので止めです。

 数日前にあるショップの割引券に誘われて自転車で自由が丘まで行きました。そのショップは、10:00開店でしたので、途中でグッピーの水槽用の水草を購入しました。3月11日の地震の折は水槽の水が大波で、我が家の中でも津波騒ぎで、こぼれた水が床を濡らしました。そこで現在は水槽の水を半減にしていますので、水草ぐらい多くいれてあげようとの配慮からです。

 途中の寄り道もあって、10:30頃ショップに着いたのですが、入り口が閉まっています。震災直後は閉店していましたので、休みかと思いましたら、節電協力で開店を11:00からにするとの掲示がありました。

 仕方なく、駅前の古本屋を覗いた所、武満徹さんのエッセイ”私たちの耳は聞こえているか”という本が目に入り、思わず買ってしまいました。ただし、まだ読んでいません。私、読書は苦手で・・・

 この古本屋の前に楽器屋さんがあり、CDも販売しています。のこのこ入っていくと、割引CDのコーナーに、昔懐かしい、ブルーノ・ワルター、ジョージ・セル、ハイフェッツ、等のLP全盛時代の録音をリマスタリングしたCDが並んでいました。1990年代中ごろにリマスタリングされた、LP録音では有名でした、バーンスタインの”新世界”のCDを購入した事がありましたが(これは16BIT処理)、なんとなくLPでの音より、ダイナミックレンジが狭く、”ざわざわ”した感じが気に入らず、それ以来、リマスタリングCDは購入しませんでした。

 所が、今回棚に置かれたCDには”24BIT/192KHZ REMASTERING”と記されていたり、”ルビジューム・クロック”と処理技術のアップしたものでした。ハイフェッツの有名なメンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ワルターのモーツァルトS-40&41、セルのドヴォルザークS-8を購入してきましたが、実際に聴いてみると、16BIT時代の”ざわざわ感”は全く無く、昔よく聞いたLPの音が聴けて、楽しさいっぱいの気持ち良さです。

 やはり高周波、ハイビット処理をすると、音は変わるのだと実感した次第です。

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