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2012年12月15日 (土)

カーペットの音質への影響は大きいのだ!!

12/12/15

 貧乏な我が家の主たるオーディオルームはリビングルームですが、フローリングの床に、厚さ3cm程の御影石を敷き、その上に160リットルのスピーカーボックスをセットしています。その前面から、カーッペットを敷き詰めていますが、このカーペットが10数年の使用で、傷んできたので、先日、大塚家具のアウトレットに行き、部屋の大きさに合わせてカーペットを加工してくれるとの事で、注文をしてきました。
 従来使用しきたカーペットを事前に撤去しましたが、フローリングのままになった床で聴き慣れた音楽ソースを流したところ、びっくり仰天です!! 何と高音域強調で、キンキンした音が出てくるのです。
 目の前の書棚にあった、加銅鉄平先生の”オーディオ再生技術”という本を見ましたら、ちゃんと書いてありました。「カーペット、絨毯;高音域だけを吸収します。」 私は今まで、この種の素材は低音域を吸収するのだと考えていましたが全く逆なのでした。
 2日後に新しいカーペットが納入されました。そのカーペットはウール製で、毛足は従来のものより長く10mm程度です。これを敷いて、上記と同じソースで音を聴きましたところ、キンキンの音は無くなり、逆に低音域が以前よりも強調される状況です。加銅先生の本の通りである事を実感しました。スピーカーボックスは置き方で音が変わるのは承知しており、今までも色々変えて来ました。現在は低音のバランスをとる為、従来より少し高めにし、3点支持でのセットにしました。スーパーツイーターの音量を少し上げ、これで暫く聴いてみる事にしました。
 現在、このスピーカーボックスへの配線は、SP-6P-MKⅡとHS-S-36を製造した時に余った導体で、私個人の趣味用に”マイケーブル”を設計してメーカーに50m程度製造して貰ったケーブルが配線されています。このケーブルの導体断面積は4.8m㎡あり、10kHzでの特性インピーダンスは20Ω、挿入損失は30kHzまで一定で、そこから徐々に上昇する、広帯域設計ケーブルであるために、部屋のこの様な変化を如術に表したと思います。癖の無い、広帯域のケーブルを持っていると、オーディオシステムの診断が出来ることを再確認した出来事でした。

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