高周波伝送ケーブルとオーディオケーブルは別物です
現在、私が一緒にゴルフをさせていただいている皆様は高校時代の同級生で、私だけがこの中の二人と職場が同じだったという関係にあります。先日、ゴルフとは別に、昼食会を他の友人も交えて行う会に参加させて頂きました。
久しぶりにお会いした、かつては高周波伝送ケーブルの技術を担当されていた方が、オーディオマニアになっておられました。そこで私とは、スピーカーケーブルの音質議論になりましたが、彼は高周波伝送理論をスピーカーケーブルに適用して、この会が終了してから、秋葉原に同軸ケーブルを買いに行き、この同軸ケーブルをパラレルに7本を接続したものを手作りするとのことでした。
同軸ケーブルを使用したケーブルは出来上がり、AVCTのスピーカーケーブルと比較試聴をしたいので、サンプル提供の話が当方に来ましたので、最も基本的なSP-6P-PCUHDスピーカーケーブルを試聴用にお送りしました。
比較試聴の結果はSP-6P-PCUHDに軍配が上がったようです。
音声帯域のケーブルを扱う際は、導体の表皮効果が影響しはじめ、又、絶縁体の材質によっては、比誘電率が変化しますので、高周波域では問題とならないこれらの事項に注意を払う必要があります。音声帯域は直流~20kHzと帯域が狭いとお考えになられる専門家の方もいらっしゃるっと思いますが、対数グラフで描くと、4桁~5桁になります。高周波伝送は伝送方式にもよりますが、使用する周波数帯域は2桁程度です。オーディオケーブルでは、この帯域の広さでケーブル特性が大きく変化しますので、音質が変わる要因になります。
最近珍しく、ケーブルの音質について、技術論を戦わせました。ご参考まで。
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