最近のトラックバック

« 2019年5月 | トップページ | 2019年7月 »

2019年6月

2019年6月 3日 (月)

プラグ付き電源コードセットの試聴サンプル

電源コードセット 19/5/26

 プラグ付き電源コードセットについては、この項でも何度か取り扱ってきましたが、電源コードは国内法の電気用品安全法の対象製品であります。即ち、電源コードと電源プラグが双方、電気用品安全法による認証試験に合格し、合格マークを表示したものを使用する必要があります。電気用品安全法の対象品は電源コード関連に関しては7年間で、認証期間が切れますので、7年後に再度認証試験を受けなおす必要があります。認証品には基本的には”T”のマークが付けられます。ケーブルには”<PS>E””のマークが表示されます。 

 一方、米国で販売される電気・電子機器は火災保険協会が管理している Underwriters‘ Laboratories,INC と称する、規格作成、製品評価機関が、機器に使用する全ての電線、コード、ケーブルの認証、Follow-Up Testを行っています。即ち、機器から火災が発生した場合に、UL規格の認証のない製品が発火元だと、火災保険が下りない、自衛措置をとっています。

 電気用品安全法とUL規格を比較すると、火災に対して厳しいUL規格と電圧(感電)に厳しい電気用品安全法と主眼が違っている面はありますが、どちらかというと、UL規格のほうが広く特性をカバーし、要求特性も厳しいと、概説できます。

 本題のプラグ付き電源コードの試聴評価用のサンプルには、コンタクトの部分にOCC導体を使用したものが、UL規格の承認を得たものが入手できたので、これを使用して、試聴貸し出しをしている物があります。OCC導体の様な音質的には優れたコンタクトを使用した製品が殆どないので、AVCTでは試聴用に使っています。

上記が、オーディオ機器に使用される電源コードの法規格上の問題点と、音質の関係です。

最近、試聴貸し出しを希望されるお客様に、プラグ付き電源コードをお貸ししました。

ご評価の結果は宜しかった様で、コードのご注文を頂きました。試聴貸し出しでご評価いただいた、コードセットは返却をしていただきましたが、残念なことに、コードの外観には、よく見ると茶色系の汚れが点在しています。コードは基本的にはアンプに配線されたと思いますので、アンプの周りが埃に紛れていたと理解できます。埃は上記した火災の問題や、コンタクトの導電率を下げますので、音質劣化の原因ともなります。電源コードやスピーカーケーブルで音質改善を図る際に、コンタクト部分の埃除去は重要な作業です。

ケーブルの周りは全てが音質に係わっていると考えるべきです。

 

« 2019年5月 | トップページ | 2019年7月 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

ウェブページ

無料ブログはココログ