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オーディオ

2019年11月23日 (土)

LANケーブルをスピーカーケーブルに使ってみる;この時の問題は?

 AVCTのお客様が、イーサネットLAN用に使用される、4対のケーブルを、端末で4対をばらして、各4本の絶縁電線をショートして、1対のスピーカーケーブルとして使用したところ、そこそこの音質を得られた、とのお話を頂きました。

 この様な使用方法はケーブルが短い場合には聞き取れないこともあるのでしょうが、LANケーブルは、4対に異なった信号を伝達するために、LANケーブルでの使用方法で問題になる対間の”漏話”を低減するために、4対は、対よりのピッチを変えてあります。この結果、短いピッチで撚った対の導体長は、長いピッチで撚った対の導体長より、導体長が数%長い事に成ります。

 この原理は、2心の導体が構成するループを対ごと変える事で、漏話の結合量を減らす効果があります。

 この様に導体長が異なった絶縁電線の4本を端末でショートして、1回線のスピーカーケーブルを構成すると、4対の導体に流れる音楽信号は導体の長さが異なった分、音質的には濁った音になる可能性があります。これを耳で聴き取れるか否かは、各自の聴感感度に因ることになるでしょう。仮に聴き取れなくとも、LANケーブルの本来の使用方法に合ったケーブル設計は、1対のスピーカーケーブルをLANケーブルで加工した場合には適さないというのが、ケーブル設計上からの結論です。

 しかし、此の若干の電気信号の時間差が、聴感上は好ましい結果を生む可能性はあるかもしれません。解像度は悪くなりますが、音楽的には、好ましいと聞こえることもあり得るか???。

2019年9月18日 (水)

オーディオケーブルの使用前エージング等に付いて (何故、音が変わるか?)

 エーブイケーブルテクノロジーズ(AVCT)ではご購入前に、ご購入を希望する製品の試聴貸し出しを行っています。

(但し、ケーブル長は一般的に多く使用されている長さを想定し、必ずしもお客様の使用長に合致していないことがあります。)

最近、スピーカーケーブルSP-BW-Ⅱの試聴貸し出しのご要求があり、当方で準備している試聴貸し出し用ケーブルの長さは3mですので、これをお送りいたしました。

お客様の使用長は1.5m程度のようで、この余ったケーブルをどの様に配線するかが問題になりました。

お客様はこの余ったケーブルをトグロに巻き、AMPとSPセット間を繋げ、AMPの出力を最大にして、

1日中、スピーカーセットに通電をしているとのお話を頂きました。(音は出ていません。)

 オーディオ用ケーブルが内在している歪で、音質が変わるのはオーディオ愛好家の方ならば、

どなたでもご存じのことと思いますが、この内在している歪をどの様に短時間で無くすかが課題です。

ケーブルが内在している歪の多くは導体にあります。

特にスピーカーケーブルの場合には導体断面積も大きくなりますので、この歪を軽減するのには時間を要します。

この為、AVCTでは、試聴貸し出しケーブルの期間を1カ月に設定しています。

(AVCTのホームページ;「AVケーブルの教科書」;http://avctnegy.music.coocan.jp/)

しかし、ケーブルが内在している歪は導体に電流が流れないと、歪を取り去るのは困難です。

できるだけ配線の曲げを少なくして音量を上げ、音質の変化を確認することが必要です。

音質が安定し、特に低音域の音量・音質がきちんと出る事が大切です。

低音域と高音域のバランスが適当かを、よく聴くソースをもとに判断することも大切です。

 

 何故、ケーブルで音が変わるかという課題に関しては、上記したホームページに、

”一般社団法人 日本音響協会誌;SOUND A&T No.88号 (2017年1月発行)

 「特集 電気音響はケーブルで音が変わる?」”

を日本音響協会のご了解を得て添付してありますので、ご興味のある方はご覧ください。

(その他資料にも同様の記載があります。)

ご質問があれば、AVCTへご連絡を頂ければ、出来る限りのご回答を致します。

 

 市中では、ケーブルの音質紹介が幾つかの雑誌で扱われていますが、主として試聴比較が主ですが、

上記雑誌に示された、ケーブル技術と音質の関係をお知りになると、

ケーブルの使い方、ご自分のオーディオシステムに合致した選択ができることと思います。

理論的面からの音質改善にご利用ください。

 特に、オーディオシステムでは、ノイズ対策として、アンプとスピーカーシステムの様に、

音源側機器は出力インピーダンス(Zo)を低くして受け側の入力インピーダンス(Zi)を高くして、

ノイズ対策にしていますが、(Zi/Zo)をダンピングファクターと称されます。

この様に、ケーブルの両端に異なったインピーダンスの機器が接続された際に、

ケーブル内で消費されるエネルギーを挿入損失;IL(Insertion Loss)と称されます。

 AVCTで販売している主なスピーカーケーブルの技術資料には、このILの周波数特性を記載しています。

一般の通信ケーブルでは、両端に接続される機器のインピーダンスはマッチング

即ち、反射が起こらないように、同じ値とされます。

しかし、オーディオ周波数帯では、ケーブルのインピーダンス(特性インピーダンス;Zo)は周波数特性を持ち、

周波数が上昇するにつれ、特性インピーダンスは低下します。

この様にミスマッチ状態でケーブルが使用されるので、音質が変化するのも一因です。

このミスマッチ状態でもILの周波数特性が音声帯域で一定であることが、

歪のない音質を得るのに重要な要素で、ケーブルの設計が重要となります。

音声帯域は、ケーブル特性を対数グラフで描くと4桁のグラフになりますが、

電話回線などで使用されている通信ケーブルは高周波ではありますが、せいぜい2桁で、

この点が音声を扱うケーブル設計上の難しさになっています。

音声帯域で挿入損失がフラットになっているケーブルは素直な音質を提供してくれます。

AVCTで設計・販売している主要ケーブルのILが上記分文献に紹介されていますので、

ご参照ください。

 

 

 

 

2019年7月 5日 (金)

高解像度ケーブルを使用したイヤフォン

 AVCTのストアーでは販売をしていませんが、イヤフォンコードを替えると、音質も変わります。イヤフォンもスピーカーの一種と考えれば、スピーカーケーブルを替えると、音質、解像度が変わるのは常識ですから、音質、解像度が変わります。私もAVCTで販売しているワイヤーを加工したイヤフォンフォンコードセットを持っています。確かに解像度がアップしています。

 最近、私の勤めていた会社の先輩で、テニスのダブルスのパートナーであり、隣町に住まれている方から、”お母上がご高齢で、耳の感度が落ちてきている。イヤフォンを使用しているが、どうもよく聞こえていないようだ。” とのお話を聞き、私の持っている、イヤフォンコードセットを持って、先輩宅を訪れ、試聴をして頂きました。結果は良好で、即、発注することが決まりました。

 音楽を聴くだけでなく、高齢化社会では、コミュニケーションの手段としてのイヤフォン市場も今後増えるでしょうから、高解像度のコードの需要も増加するのではないでしょうか?

 フィギュアスケートの選手が、滑走前に、イヤフォンで自分が演じる為の曲を聴いているのでしょうか? TV映像ではよく目にします。彼らも、きれいな音楽を聴いて演技に入れば、イメージがアップして、高得点に結びつくのではないでしょうか・・・・

2012年12月15日 (土)

カーペットの音質への影響は大きいのだ!!

12/12/15

 貧乏な我が家の主たるオーディオルームはリビングルームですが、フローリングの床に、厚さ3cm程の御影石を敷き、その上に160リットルのスピーカーボックスをセットしています。その前面から、カーッペットを敷き詰めていますが、このカーペットが10数年の使用で、傷んできたので、先日、大塚家具のアウトレットに行き、部屋の大きさに合わせてカーペットを加工してくれるとの事で、注文をしてきました。
 従来使用しきたカーペットを事前に撤去しましたが、フローリングのままになった床で聴き慣れた音楽ソースを流したところ、びっくり仰天です!! 何と高音域強調で、キンキンした音が出てくるのです。
 目の前の書棚にあった、加銅鉄平先生の”オーディオ再生技術”という本を見ましたら、ちゃんと書いてありました。「カーペット、絨毯;高音域だけを吸収します。」 私は今まで、この種の素材は低音域を吸収するのだと考えていましたが全く逆なのでした。
 2日後に新しいカーペットが納入されました。そのカーペットはウール製で、毛足は従来のものより長く10mm程度です。これを敷いて、上記と同じソースで音を聴きましたところ、キンキンの音は無くなり、逆に低音域が以前よりも強調される状況です。加銅先生の本の通りである事を実感しました。スピーカーボックスは置き方で音が変わるのは承知しており、今までも色々変えて来ました。現在は低音のバランスをとる為、従来より少し高めにし、3点支持でのセットにしました。スーパーツイーターの音量を少し上げ、これで暫く聴いてみる事にしました。
 現在、このスピーカーボックスへの配線は、SP-6P-MKⅡとHS-S-36を製造した時に余った導体で、私個人の趣味用に”マイケーブル”を設計してメーカーに50m程度製造して貰ったケーブルが配線されています。このケーブルの導体断面積は4.8m㎡あり、10kHzでの特性インピーダンスは20Ω、挿入損失は30kHzまで一定で、そこから徐々に上昇する、広帯域設計ケーブルであるために、部屋のこの様な変化を如術に表したと思います。癖の無い、広帯域のケーブルを持っていると、オーディオシステムの診断が出来ることを再確認した出来事でした。

2012年11月16日 (金)

電源プラグ、長旅の末、やっと到着

12/11/15

 ある方のブログ内の写真を便りに下記URLを訪問しました。ケーブル類とコネクタを中心としたAVアクセサリーを販売しているサイトです。
http://audiocrast.com/
この中に電源プラグの項が有り、ここにOCC導体に銀メッキを施した製品がアップされていました。IECタイプのメスプラグと3極のオスプラグを各2個注文しました。価格は何と1個14US$、日本円で1$=80円とすると、¥1120/個、PayPalでの発注で、輸送費を入れて、約105$(¥8400/4個、¥2100/個)でした。 日本ではこの価格でオーディオ用と銘を打ったものは入手できません。 と言う事で、評価用に購入手配を10月25日にしました。
 所が、11月2日に届いたDHLの袋を開けてみると、何と中には、iPodの着せ替えCaseが入っていました。Invoice等の添付書類はPowerPlugのもので、開けてびっくり。頭の中が一瞬真っ白に・・・
 それからDHLに連絡を取り、この誤品の返送と、私の注文したPowerPlugの探索作業の依頼をしました。
 販売元には、間違った送品が納入された事、代品の納入請求をしました。なぜなら、私はEMSでの送付で購入したのに、販売元は送料の安いDHLを使用して送って来ました。最後にはPayPalの返金システムを使って、支払を取り戻す事も考慮しました。
 幸い、誤配送品が見付かったようで、11月12日に当方に納入されました。

 この業者は香港に拠点が有り、交渉は私は中国語は出来ないので、英語ですが、中国人の英文は大変分かり難く、往生しました。やたら”my friend”等を入れた文章です。

 何はともあれ、下記写真の製品が着きました。導体はOCC材の銀メッキとのことで、どのような音がするかチェックをします。両品とも、”<PS>E”承認の刻印は無いので、日本国内での販売は出来ません。個人責任で、自分のオーディオシステムに使うのみです。
 日本のサプライヤーの馬鹿高い製品より良い音がしたらラッキーです。OCCの銀メッキも一応疑ってみる目は必要でしょう。

 結果は後日報告をしましょう。

Powerplugs

2012年11月15日 (木)

「AVケーブルの教科書」70,000アクセスプレゼントゲット者決定

12/11/15

 11月3日に当ブログでも告知しました「AVケーブルの教科書」70,000アクセスプレゼントをゲットした方が決まりました。AVCT製品のご愛用者でした。既にプレゼント品の”4C-XEW RCAコネクタ付き1mx2本”をお送り致しました。併せて、蚤の市のUT-1Q-Kもお買上げ頂きました。プレゼントしました4C-XEWは新しくご購入されたDACの入力ケーブルに使用するとの事で、使用目的もはっきり有り、グッドタイミングのプレゼントであったようです。結果が良い事を願っています。

 我が家でも4C-XEWは「幻音工房」で発売を計画しているDACの1号機を購入させて頂き、使用中です。CDプレーヤーからのデジタル出力と、MACのUSB端子に取り付けたDDCからの出力を幻音工房製DACに入れて入ますが、この両回路に4C-XEWをしようしており、解像度の高い音質を得ています。きっと、プレゼントをゲットされた方のDACでも良い音を醸し出してくれる事でしょう。

 次回”「AVケーブルの教科書」アクセスカウンタープレゼント”は80,000アクセスと成りますので、ご期待ください。

 又、当ブログへの”77,777”アクセスでもプレゼントを考えたいと思っています。

2012年11月10日 (土)

自作オーディオ愛好家の会

12/11/10

 11月8日のNHKテレビ、11:05”1いっと6けん”で「自作オーディオ愛好家の会」の紹介が放映されました。この主宰者が江川三郎先生でした。一時は体調を崩されたと、風の便りで聞いておりましたが、お元気な姿を拝見出来、嬉しい限りです。

 1980年代初期に、”ケーブルを替えると音が変わる”と唱えられた最初の評論家が江川三郎先生でした。ご自宅が中央線沿線で、私はご自宅の試聴室で、何度かご教授を頂きました。2003年頃には、私が勤めていた会社の試聴室にもお出で頂きました。”ケーブルを替えると音が変わる”と言う課題においては大変大きな足跡を残されている評論家先生です。
 江川先生のケーブルに対する姿勢は、小型スピーカーを近くに置き、これに細い電線を配線して、高解像度の音を出す、と言うもので、これは現在のAVCT製品にも取り入れさせていただいています。と言うより、ケーブル設計理論から考えても、小型スピーカーに太い導体の配線は無駄と言う事です。江川先生はこれを実践されていました。

 15cm以下のスピーカーでオーディオを楽しまれていらっしゃる方は、例えばAVCTの製品ではUT-1Qのような細いケーブルの方が、太いVFF(電源用並行コード)等より、広帯域、高解像度の音が楽しめると言う事です。

 「自作オーディオ愛好家の会」は中野区民会館?で定期的な活動をしているとの事でしたので、ご興味のある方はお調べに成られると良いでしょう。

2012年11月 3日 (土)

2012東京インターナショナルオーディオショウに行ってきました

10/11/3

 昨日、2012東京インターナショナルオーディオショウの初日に行ってきました。休日は混むであろうと考え、平日の初日に行って来ましたが、私のように団塊の世代の方が多数来場され、部屋に入れない所もありました。

 内容的には、日本のオーディオ産業は正に衰退したと実感しましと。まあ”インターナショナル”ですから海外のメーカーの出展の場なのでしょうから、しょうがないのかもしれませんが。

 先日のNHKの番組であったと思いますが、ソニーとアップルの企業戦略の比較をした特集がありましたが、ウオークマンがなぜiPodに負けたか? 縦割りの企業体質が問題視されていましたが、要は”お客さんの視点で物を見る”とは言い古された言葉ですが、その実践が抜けていたように思います。

 初代のウオークマンには、私が担当していた外径0.54mmの電子線架橋電線、BEAMEX-NFSという、当時としては珍しい、ECO電線を内部配線に採用して頂きました。懐かしい事です。

 当ショーの主体はアンプやスピーカーシステムの様で、ケーブル関係ではほとんど見るべきものは有りませんでした。先にステレオサウンド誌で評価した製品を幾つか目にしました。

 初日は業界関係者が多いと聞きましたが、知り合いの方と何人かお会い出来、情報交換出来たのが成果でしょうか。

2012年10月12日 (金)

ラックスキットA501の修理は出来ないか?

12/10/12

 2010年2月24日付けで、”ラックスキットA501,A502寿命が来たようです”というブログを書きましたが、当ブログの”人気記事ランキング”では4位にランクされています。

 と言う事は、私と同じように、壊れてしまって、残念がっていらっしゃる方が多いのでしょうか?

 A502のプリアンプは、切り替えスイッチが特殊な仕様で、入手が困難であるとおもいますが、A501のパワーアンプに関しては、この様な特殊仕様は無く、電子回路に通じた方ですと、直せると思います。

 上記ランキングから判断すると、もし、修理をして下さる方がいたら、お願いしたいとお考えの方がいらっしゃれば、私と一緒にお願いしてみませか? 心当たりは有りますが、受けてくれるかは別です。数が多い方が、頼みやすいので・・・ (修理費;部材費は別で、修理内容により、5~10万円/セット、位で)

2012年8月24日 (金)

スピーカーボックスは何をやっても音が変わる

12/8/24

 先に160リットルのスピーカーボックスを自作したと記しましたが、前の箱もそうでしたが、何かをいじると必ず音が変わります。

 例えば、ボックスのセット方法です。良くインターネットのQ&Aコーナー等で、スピーカーボックスの下に10円玉をインシュレーターとして入れると音が変わる、等と言われていますが、10円玉だけでなく、レンガ、木材、制震樹脂シート、等々、全て違った音がします。主として違うのは低音域の出方です。又、支持の方法も、両サイドか、4隅か、3点支持か、3点の場合にはどの位置を支持するか? でも違ってきます。URL等で、インシュレーターの効用として説明されている内容と、我が家のインシュレーターセッティングによる音の違いは、どうもマッチしていないようです。これはカット&トライで自分のセットの最適解を見付けないといけないようです。

 ケーブルも替えると音が変わりますが、ケーブルとインシュレーターの組み合わせもあるように感じています。良い組み合わせを見つけるのは苦労な事です。それがオーディオの楽しみでしょうか? ケーブル自体が持っている帯域特性と、インシュレーターの特性をどの様に組み合わせるか? これはかなり高度な課題のようです。ケーブルに関しての特性データーはとってありますので、インシュレーターの音質をどの様にデーターベース化するかが課題です。

 160リットルのスピーカーボックスはバスレフで、12cmの大きな穴が2個開いています。この穴からボックス内には手が入れられますので、2個の穴の隙間に、テニスボールを6個入れてみました。何と、低音域がぐっと充実して聞こえます。バスレフを出入りする空気の流れがスムーズになったと考えるべきでしょうか? スピーカーボックスを設計する専門家の方は理解しておられるでしょうが、なんとも面白いです。何をやっても音が変わる!!これがオーディオか?

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